オンライン・セミナー「大野誠一の100年ライフの歩き方」は、ライフシフト・ジャパン代表の大野誠一が旅人となって、100年ライフを生きていく私たちが知っておくべきリアルな情報を探っていくシリーズセミナーです。
さまざまな分野の専門家を訪ねて、皆さんと一緒に学んでいきます。
第14回のゲストは、今年の夏まで浄土真宗本願寺派の本山、西本願寺の経営トップである代表役員執行長を務められていた安永雄彦さんです。
安永さんは、今、70歳。銀行員から人材コンサルタント、ヘッドハンターなどを経て、50歳を過ぎてから得度して浄土真宗本願寺派の僧侶となり、2015年からは、東京・築地本願寺の代表役員(宗務長)として、それまでの常識を覆す大胆な改革を実践。その実績が評価されて2022年には本山・西本願寺の経営を任され、さらに大きな改革を進めていた今年の夏、安永さんにとっての2期目の執行長を決める選挙で、候補に指名されず、突然、退任することになりました。
70歳にして無職となり、これから再就職活動を始めるという安永さんが、2023年に上梓された書籍のタイトルは、『何度でもリセット 〜元コンサル僧侶が教える 「会社軸」から「自分軸」へ転換するマインドセット〜』。
西本願寺で改革に取り組んでいた時に書かれた本ですが、今は、安永さんの次のステージに向けたチャンレンジを後押しする本のようにも思えます。
この本の中で安永さんは、「人生100年時代」といわれる現在の日本社会を「これまで経験したことのない「長い下り坂」の時代を迎えている」と捉えています。そして、山を下っていく時こそ、「「どこへ向かうのか」と目標を定める意思決定が不可欠になる」。だから、「自分で進む方向を決める力」が必要なのだと語ります。
「自分の軸をもって主体的に自分の人生を生きよう」という安永さんのメッセージは、私たちライフシフト・ジャパンの「さあ、人生の主人公へ!」というショルダー・フレーズに呼応するメッセージです。
今回は、安永さんの書籍『何度でもリセット』を読んでから参加されることをオススメします。参加される皆さんが、明日からの人生に向かって、ポジティブな気持ちになれる、そんなお話が聞けるはずです。
<開催概要>
日時:2024年12月20日(金)19:30〜21:00
開催方法:開催方法:zoomウェビナーで開催します。開催URLはPeatixからのメールをご確認くださいませ。また、開催翌日には録画をお送りします。
お申込み:Peatixよりお申込みください。
料金:無料
<登壇者プロフィール>
安永 雄彦 氏(法名・釋雄玄)
グロービス経営大学院大学専任教授
株式会社オフィス安永 代表取締役
浄土真宗本願寺派西本願寺 前代表役員執行長
僧侶(教師)、教授、コンサルタント、エグゼクティブコーチ。
1954年5月生まれ(70歳)。
1973年開成高校卒業、1979年慶応義塾大学経済学部卒業、1992年ケンブリッジ大学工学部大学院博士研究課程(経営学専攻)修了。
1979年から2000年、三和銀行(現三菱UFJ銀行)、梅田、堂島、天満、ロンドン各支店、国際部、企画部、東日本旅客鉄道業務出向、モビット業務出向(財務部長)。
2000年から2004年ラッセルレイノルズアソシエイツ、2004年から2024年4月島本パートナーズ社長、会長。
2015年築地本願寺代表役員宗務長、2022年から2024年8月本願寺代表役員執行長。
2004年から現在、学校法人グロービス経営大学院大学専任教授(人的資源管理論、組織行動論、リーダーシップ開発、企業倫理と価値観等を担当)。
旅人・大野誠一(ライフシフト・ジャパン代表取締役CEO)
1982年、リクルート入社。「ガテン」「とらばーゆ」「アントレ」「ダ・ヴィンチ」の編集長を務めるなど、多くの新商品開発、新規事業開発を担当。2001年、パナソニックに移り、デジタルテレビ向け映像配信サービス開発を担当。2006年にジョイントベンチャー・アクトビラを設立し、代表取締役社長に就任。2011年、ローソンHMVエンタテイメントにて新規事業開発、スタートアップ企業とのアライアンスを推進。2017年、仲間達と共にソーシャル・ベンチャー「ライフシフト・ジャパン」を設立し、代表取締役CEOに就任。「人生100年時代」をワクワク生きるための“マルチステージ型ライフデザイン”を提唱しています