ライフシフト・ジャパンは、ライフシフターに直接会って学べるイベント【LIFE SHIFT LIVE】第7回を、2019年3月13日(水)、東京・大手町にて開催しました。テーマは「大人の語学留学2」。昨年11月に実施して好評だった「大人の学び直しの2大トレンド、大学院と語学留学のリアル」の第2弾として、今回は「語学留学」にフォーカスしたものです。

当日は、自身も留学経験のあるライフシフト・ジャパン執行役員の河野純子によるオープニングトークに続き、お二人の留学経験者がゲストスピーカーとして登場。世界的なネットワークを持つ英語教育機関カプラン・インターナショナル・イングリッシュ(以下、カプラン)のポートランド校・校長リチャード・ターフさんによるアドバイスや質疑応答など、幅広い観点から「大人の語学留学」を考える場となりました。

 

■オープニングトーク

大人の語学留学は、事前準備が肝心。住まいの質にもこだわりたい

河野純子(ライフシフト・ジャパン執行役員)/セブ島に3週間、米国ポートランドに3か月留学

後半人生に向けて、英語をなんとかしようと決意

人生100年時代は、ずっと学び続けることが大切といわれています。私自身も、2年前に53歳で総合商社を退職したとき、次に何をするのかは決めず、数年はこれからの後半人生に向けて必要だと思うことを学ぼうと決めました。まずはずっとコンプレックスだった英語をなんとかしたかった。さまざまな研究から確実な英語力の獲得には2,000時間の学習が必要であることが示されていますが、日本の学校教育の中では1,000時間しか学んでいません。大学卒業以来、英語を学んでいない私の場合、あと1,000時間も足りないわけです。これを週1回1時間の英会話スクールで達成しようとすると、20年かかってしまいます。でも留学して1日10時間英語で過ごせば、5か月で達成できる!そう考えて、私は留学をすることにしました。

50代でのはじめての留学。まずはお試しでセブ島へ

5か月の留学期間をどこで過ごそうか迷いましたが、大人留学は一か所に絞る必要はないと閃いて、まずはお試しでフィリピン・セブ島のQQイングリッシュに3週間だけ行ってみることにしました。なにしろ50代でのはじめての留学。いきなりグループレッスンでクラスについていけなかったり、浮いてしまったら辛いなと思ったので、マンツーマンレッスンが受けられるセブ島がいいかなと。QQイングリッシュは、ITパークという六本木ヒルズのようなところにあるので、治安もよくレストランも充実していたことが決め手でした。個室で発音を徹底的に直してもらったこと、せっかく留学しても語彙力や文法がわかっていないと話したいことが話せずもったいないことがわかったことは大きな収穫でした。費用はビジネスホテルに泊まって、25万円ほどです。

本格留学は、住んでみたかったポートランドへ

次は、アメリカ・オレゴン州のポートランドに3か月、留学することにしました。ライフスタイル関連の新規事業開発に携わってきたので、「全米一住みたい町」に何度も選ばれているポートランドの秘密を実際に住んでみて体験したかったからです。選んだ学校は、カリキュラムや立地だけでなく、問い合わせに対するレスポンスもよかったカプランです。セブ島での経験を活かし、旅立つ前の3か月間に語彙と文法のおさらい、リスニング強化をしたおかげで、カプランでは5段階のレベルがあるうち、上から2番目のクラスに入れました。これは大正解でした。なぜなら、レベルが上がるごとにクラスの平均年齢も上がっていくので、グループディスカッションの時にも、話題が合う。下のレベルのクラスは若い学生が中心だったので、やはり楽しくなかっただろうと思います。大人留学は、それなりに英語のレベルをあげてから、というのが私のアドバイスの1つです。

住まいはホームステイか、アパートメントか?

悩んだのは住まいです。ホームステイの方が安いし、英語力の向上という意味でも良いのですが、私は大人なので、全く違うライフスタイルをお持ちの家庭に3ヵ月も居候するのはちょっとしんどいだろうなと思い、学校にアパートメントを紹介してもらいました。おかげで留学費用は3か月で135万円(授業料60万円、アパート代60万円、その他ビザ等諸費用)かかりましたが、やはり快適でした。ポートランドの豊かな食生活を体験しようと毎週、ファーマーズマーケットで買い出しをして料理をしたり、友達を呼んでホームパーティをしたり。英語力の向上は、ミートアップや料理教室に通うなど地元コミュニティに参加することでカバー。結果的に英語力の向上に加えて、旅行では見えてこない生活体験、そしてグローバルなネットワークを得ることができました。とはいえまだ目標だった1000時間は達成していないので、またチャンスがあれば留学を狙っています!

 

■ゲストストーク1

自分と向き合った4か月。英語力だけでなく、留学は人生の大きな転機になった

今出つじりさん(31歳)輸入卸勤務/フィリピン・セブ島に4ヵ月留学

《開催レポート》キャリアや人生はどう変わる?LIFE SHIFT LIVE「大人の語学留学のリアル2」を開催しました

30歳を前に「自分は英語で生きていこう」と決意

関西の大学を卒業後、すぐに結婚。夫の住む東海エリアに引っ越して、公立小学校に勤務した後、自動車部品メーカーに転職しました。ベトナム工場の生産管理など、英語力を生かせる機会は十分にあり、それなりに楽しい日々を送っていましたが、年月を経るほどに段々もやもやとした気持ちになってきました。もともと自動車には興味ゼロ。別の世界も見てみたいという気持ちが抑えられなくなりました。結婚生活も含めてこのままでいいのかと悩み、自分の好きな分野で生きていくために、一歩前に踏み出したいと思うようになりました。私の武器は学生のときからずっと好きだった英語しかありません。30歳になる前に、「自分は英語で食べていこう。そのために英語をもっと磨こう」と決心をして、会社を辞め、留学の道を選ぶことにしました。

セブ島の社会人向けの語学学校へ

留学先は、欧米にも憧れましたが、予算も考慮してフィリピンのセブ島にある日本の社会人向けの語学学校MBAにしました。2017年4月~8月までの4ヵ月間です。住まいは学校が併設するアパートで、プライバシーを大事にしたかったので、個室にしました。総費用は授業料+住居費で合計約90万円。授業は1日8時間、1人1人に担任の先生が付き、目標に応じた授業をていねいにコーディネートをしてくれました。担任の先生には、まるで姉妹のような親密さを感じたこともありました。

さまざまな年代・職業の日本人との出会い

日本の社会人向けの学校だったので、同級生にはさまざまな年代・職業の日本人がいました。私はこれからのキャリアや人生に悩んでいたので、これまで出会ったことにない、いろいろな人の話を聞けたことは、英語の勉強同様に貴重な機会となりました。「生涯の友」といえる仲間とも出会い、今でも交流が続いています。学校は町中にありましたが、週末はみんなでビーチに遊びにいくなど、セブ島らしい時間も過ごしました。私はローカルな場所をぶらぶら歩くのも好きで、現地の人と交流したい思い、ランゲージエクスチェンジイベントに参加したこともいい思い出です。

アップした英語力を活かして、理想の仕事に転職成功

留学でTOEICスコアは650から805点に。これは帰国後の仕事探しにプラスになりました。留学中に自分を見つめなおした結果、離婚をした私は、場所を選ばず、興味のあったオーガニック化粧品や食品の分野で仕事を探しました。出会ったのが、東京の現在の会社。まさにオーガニック化粧品の貿易管理部。こんなことが本当にあるのかと思うぐらいにハッピーな出会いでした。留学は大きな決心が必要でしたが、満足感は大きく、行ってよかったと心から思います。

■今出つじりさんが語学留学で得たもの

  • ビジネスシーン想定した語学力の習得
  • 英語という言語を学ぶモチベーション
  • 自分自身と向き合う時間
  • 生涯の友人

 

■ゲストトーク2

英語ができないことで、自分の仕事の幅を狭めたくなかった

栗田さん(34歳) スポーツメーカー勤務/アメリカ・ニューヨーク、ポートランドに8ヵ月留学

海外ビジネスを行う部門に異動し、英語力不足を実感

スポーツメーカーの企画・プロモーション部門に勤めています。入社当時は、海外ブランドの国内展開を行う部門で働いていましたが、数年前から自社開発ブランドのプロモーション部門に異動しました。海外ビジネスを行う部門であり、海外との仕事も増えましたが、自分の英語力を顧みると明らかに不足していました。Email対応などは問題なくできても、会議などの込み入った場面ではついていけず、自分の考えを発言することが出来ない。30歳を過ぎたとき、英語のために将来の自分に制限を持ちたくないと、会社の海外研修制度を利用して、アメリカに語学留学することにしました。子どもが生まれて、まだ3ヵ月、後ろ髪を引かれる想いもありましたが、勇気を持って踏み切りました。

留学先はアメリカのマーケットを知るために、2都市を選択

留学期間は2017年4月から11月までの8ヵ月です。学校は、それまでの研修生もお世話になっていたカプランで、キャンパスは北米20か所から選ぶことができました。単なる語学の勉強ではなく、私たちの海外ビジネスの拠点となり得るアメリカのマーケットを知りたいと思い、東海岸の大都市ニューヨークと西海岸の地方都市ポートランドという2カ所のキャンパスを希望しました。滞在先は、基本的には学校から紹介されるホームステイと決まっていて、選択の余地はありませんでしたが、もし合わなければ変更の相談もできることは安心材料でした。

最初の2か月は勉強に集中したことで、その後の生活が豊かに

TOEIC600点程度で飛び込んでしまったので、まず英語のレベルをあげないと、この先のアメリカ滞在が豊かなものにならないと考えて、ニューヨークの最初の2か月はほぼ学校とホームステイ先の往復のみ。自分の部屋に戻っても寝るまで勉強という生活でした。おかげで2か月でレベルは2段階アップし、ポートランドに移ってからは同級生との交流も深まりました。私は自然の中を走るトレイルランニングを始めとしてアウトドアスポーツ・ファンなので、豊かなフィールドの中でサイクリングやカヤックなどができたことも大いにリフレッシュになりました。ニューヨークとポートランドでは消費需要が異なっていて、例えばモノ作りやその背景にこだわり、モノを大切に使う文化のあるポートランドでは、日本ではあまり見られない中古品が1フロアを占めるような、老舗のアウトドアスポーツ用品店や、地産地消を大事にする食品や製品のショップなど、生活をしながらいろいろなものを見聞きし、学ぶ機会もありました。

英語で仕事をするうえでの「恐怖感」がなくなった

ポートランドで3か月過ごしたあとは、再びニューヨークに戻って1ヵ月間のインターンプログラムに参加しました。私が担当するブランドを取り扱うセレクトショップで、現地スタッフとともにショップスタッフとして働いたのですが、この1か月でかなり英語の実践力が身についたと思います。最初は、スタッフ同士の会話すら理解できず、激しく気持ちが落ち込んだこともありました。1ヵ月しか時間がなかったこともあり、必死で食らい付き、リスニング能力はここで大きく成長したと思います。帰国後は、元の仕事に戻り、そのニューヨークのショップの人と仕事をする機会や海外出張も増えました。現在も自分の英語力がネイティブレベルにあるとは言えませんが、とりあえず「コミュニケーションのツールとして英語を使えている」という実感をもつことはでき、恐怖感もなくなったことは大きな収穫です。

■栗田淳さんが語学留学で得たもの

  • グローバルビジネスパーソンの理想像
    英語を話せるアメリカ人を目指すのではなく、英語を話せて世界に受け入れられる日本人が理想。間違った英語でもいいから、とにかく口を開いて話す度胸がついた。それが、最大の収穫!

 

■クロストーク

続いて、カプラン・ポートランド校の校長リチャード・ターフさんが登壇。ゲスト2人とともに、会場の参加者からの質問にお答えいただきました。

《開催レポート》キャリアや人生はどう変わる?LIFE SHIFT LIVE「大人の語学留学のリアル2」を開催しました

Q. リチャードさんは、いままで多くの日本人を受け入れてきたと思いますが、英語力を伸ばす人と、そうでない人には、どんな違いがあると思いますか?

ターフ
学校の中にこもっているよりも、せっかくの留学という機会を行かして、学校の外に出て、いろんな活動をするのがいいと思いますよ。インターンシップ、アウトドアスポーツ、ボランティア活動など、学校だけが語学力を伸ばすのではなく、外で活動した人の方が総じていい成果が出ていると思います。

Q. 社会人には、留学の時間をとることが困難ですが、2週間ぐらいでも留学する価値はあるのでしょうか?最低でも、これぐらいの日数は行ったほうがいいという規準はありますか?

ターフ
期間が長い方が、効果が出やすいのはもちろんですが、短ければ無意味というものではないと思います。英語力というのは、学校でのレッスンだけで上達するものではありません。修了後も学習を継続することが必要です。大切なのは、学習方法を知ることと、英語を学びたいというモチベーションを得ることです。その意味でも短期留学も意義はあると思います。

河野
前回のイベントにゲストとしてお招きしたライフシフターの広野さんは、休みがとれたときに1週間ハワイに留学、また別の機会に3週間マウイ島に留学というように何度も留学をしています。日本での英語学習の成果を試しつつ、帰国後の学習のモチベーションアップにつなげているようです。単なる旅行よりも人脈が広がりますし、私も休みが取れたらやってみたいと思っています。

Q. 英語を学ぶためには、英語が好きになることが何より大切だとよく言われます。私は、英語力でキャリアアップしたいという気持ちは強くあるのですが、勉強も英語も好きではありません。こんな私でも留学は価値あるものでしょうか?

栗田
私も、英語をそんなに好きではありませんでした(笑)。でも、たとえば、ポートランドに留学して友達ができると、話をしたくなるし、ニューヨークの様々なお店を訪れたり、アウトドアライフを楽しもうとするときに、もっといろんな話をしたい、聞きたいという気持ちが強くなっていきました。より深いコミュニケーションを取るためには、もっと英語を学びたくなる、という好循環ができてきたように思います。

今出
私は逆に、自分の取り柄は「英語が好き」なだけで、それ以外の「売り」がなかったというのが悩みでした。英語だけどんなに上達しても、それだけでは仕事にはなりません。皆さん、それぞれの分野で強みをお持ちだと思います。英語はそこにプラスして、強みを生かすものだと考えてみたら、少しラクになるのではないでしょうか?

Q. 私はいままで、自宅学習をしてきて「これで英語ができるようになる!」という本はしょっちゅう買ってくるのですが(笑)、結局まだ英語ができるとは言えない状態です。皆さんも自宅学習なさってきたと思うのですが、そのコツを教えてくれますか?

今出
私も、テキストを使って黙々勉強というのは苦手なので、できない自分は素直に受け入れてしまっています。帰国後は英語ミートアップに参加したり、会社でも海外との会議に出るようにして、自分を追い込むようにしています。ただ、追い込むだけだとつらいので、どうすれば楽しくできるかといつも考えてバランスをとるようにはしています。

栗田
英語字幕の映画を見る・・・とか。電車の中でもベッドのなかでも、頭の中でずっと英語を喋り続けるようなこともします。あと、むずかしい言葉をどうすれば簡単に言えるかというような訓練をすることもあります。

ターフ
英語の自習と言っても、そんなにむずかしく考えないことですよ。それぞれの人が自分で楽しめるやり方を試してみればいいでしょう。映画を見るとか、趣味の世界のことを英語で話せるようにするとか、なんでもいい。好きなことを見つけて、そこに英語をプラスしていく、それでいいんです。

Q. 留学に行くのなら、日本人が多い場所、少ない場所、どちらがいいんでしょう?日本人が少ない方が、トレーニングにはいいのでしょうが、寂しくなって帰ってきそうですし、だからと言って、日本人ばかりだとつい甘えてしまいそうな気がいします。

ターフ
留学生活がどのようなものであるか、自分の生活をイメージしてみたらいかがでしょう?それぞれの国や街によって生活は全然違ってきます。あなたは、どんな街が合う人か考えてみる。ニューヨークとポートランドの生活は違うし、どちらが肌に合うかということです。

河野
学校によっても日本人比率が違います。私はポートランドの語学学校5つをピックアップして、カリキュラムや立地に加え、日本人比率も聞いて比較検討し、せっかくだから日本人比率の少ない学校を選びました。でも、知り合いが全然いないとさびしいとも思って、行く前に友人に声をかけて、現地に3人知り合いを作ってから行きました。調べてみると「友達の友達」はどの街にも一人ぐらいはいるものですよね。

Q. 海外生活というと食事の事情が気になるのですが、皆さんの場合はいかがでしたか?

今出
セブ島の留学というと、三食付きのところが多いですが、私の場合、朝食は学校のビュッフェ、昼夜は各自別々という食事形態でした。ローカルフードが大好きなので、一食200円の屋台でも、おなかを壊すこともありませんでした(笑)。

栗田
ホームステイは朝夕2食付きでした。ニューヨークのステイ先はルーマニア出身の方の家で、ポートランドでは、エチオピア人の家庭でした。食事が合わないときもありましたが、その時は正直に意見を言いました。食事は生活に大事ですし、正直に話すことで、ホストマザーとのお互いの理解も深まると思います。出身が違えば食文化や好みが違うのは当然なので。あとは、日本食が恋しければ、外食したり、外食する環境が無いときはキッチンを借りて自炊したり、ストレスなく食生活を送れるよう工夫もしていました。

Q. せっかく校長先生に来ていただいているので、カプランの英語学校のなかで、とくにポートランド校のいいところについて、教えていただけますか?

ターフ
私は、ポートランド校のすぐれているところは先生・スタッフだと思います。そして、先生やスタッフが長年勤務しているというのもポートランド校の特長だと思います。この学校を創立した際、ある先生を採用したのですが、彼女は今でも働いていますし、多くの先生・スタッフは彼等が心を込めて留学生をサポートしていることが、他と違う学びやすさを生み出していると思いますよ。

 

■プレゼンテーション

最後に、今回のイベントの協賛会社であるカプランのジャパン・カントリーマネージャーを務めるチャーチル聡子さんに、カプランの特徴をプレゼンテーションしていただきました。

《開催レポート》キャリアや人生はどう変わる?LIFE SHIFT LIVE「大人の語学留学のリアル2」を開催しました

カプラン独自の教授法で、最短2週間から充実した留学が可能

現在、カプランは英語圏6カ国37センターを展開し、ロンドンにある本社カプラン・インクは、そのグループを統帥する立場にあります。私はその本部オフィスに所属しており、海外勤務歴は15年以上になりました。
英語を学ぶことの意義は時代とともに変化をしており、長年その現場に携わっているカプランの果たす役目は大きいと感じています。

語学留学というと学生が主のイメージを持つ方も多いかもしれませんが、カプランの場合、平均年齢は約30歳。ポートランドやロンドンは30歳半ば、オーストラリアやニュージーランドはやや低め、イギリスの東海岸は高めというように、世界中の社会人が多様な価値観の元集まり、新たな学びの場として選ばれています。それは私たちが学生に適格なサポートとともに、80年以上の実績の中で培った英語教授法による独自の学習プログラムを提供しているからだと自負しています。カプランは授業と連動したオンライン学習教材の開発のほか、放課後にはアウトプットの場としてボランティアや文化的活動など凝縮した経験を提供。最短2週間から最長1年まで学生の期待に応じた学習環境を用意しています。

先ほど、短期でも大丈夫ですか?というご質問がありましたが、生徒の方のデータは一括管理されているために、短期の留学であっても、ぶつ切りではなく、連続性のあるものとして受講していただくことが可能になっています。最初短期で2週間、その2年後に半年間というような選択をする方も少なくなく、それをフォローするシステムを持っていることは当校の強みといえます。私たちは、今後ますますグローバル化する世界において教育者の観点から社会に貢献するために何が出来るか考え続ける企業でいたいと思っています。留学や英語学習における不安点がございましたらぜひご気軽にご相談ください。

 

■ネットワーキング&留学相談タイム

この後は、ネットワーキングおよび留学相談の時間です。ターフさんからは「今日私と一緒に写真を撮った方が、ポートランド校に留学したときには、私のマンツーマンレッスンを無料で受けられるようにします」という、うれしいプレゼントもあり、和やかな空気のなかで終了しました。

参加者アンケートでは83%が満足と回答。留学について具体的に考える機会となったようです。以下、アンケートからコメントの一部を紹介します。

■参加者アンケートより

  • 留学経験が実際に仕事に活かせている話を聞けて、モチベーションをあげることができました。自分を見つめ直す機会をいただけて、うれしく思います(50代・会社員)
  • 実体験に基づいたお話を聞くことができ、とても勉強になりました。留学となると長期間が望ましいと考えていたのですが、1週間単位でも、自分の意欲次第で生かすことができることがわかりました(30代・自営業)

 


ライシフト・ジャパンでは、今後もライフシフターと直接会って話せるLIFE SHIFT LIVEを開催していく予定です。会ってみたいライフシフター、気になるテーマがありましたら、ぜひこちらよりご意見をお寄せください。
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