ライフシフト・ジャパン初の書籍『実践!50歳からのライフシフト術~葛藤、挫折、不安を乗り越えた22人』が、12月6日にNHK出版より発売になります。

人生100年時代において、50歳は「人生の正午」。多くの人が、キャリアや仕事に行き詰まりを感じたり、「このままでいいのか」という違和感や焦りを感じています。この本に登場する22人もそうでした。けれども、様々なプロセスを経て、自身が生きていくうえで大切にすべき価値軸に気づき、大きなライフシフトを成し遂げ、現在は生き生きとした後半人生を手に入れています。

22人のライフシフターたちは、どのようなきっかけで自分の価値軸に気づき、どのようにして変身をとげたのでしょうか。一人ひとりの物語は実に多彩ですが、そこには共通する「法則」もありました。その「法則」をみなさんにお伝えしたい。多くの「人生の正午に悩める人」に、ライフシフトを楽しんでほしい。私たちは、そんな思いでこの本を創りました。

22人のライフシフターが変身していくストーリーが、そして全員のストーリーに共通する「ライフシフトの法則」が、多くのかたにとって100年ライフを楽しむための素敵な「気づき」につながることを祈っています。

なお発売に先駆けて、12月4日(火)19時~、出版記念パーティを開催します。実際に書籍に登場いただいたライフシフターの方々もご来場予定です。ぜひ会場でお会いしましょう。

 

<書籍概要>

『実践!50歳からのライフシフト術~葛藤・挫折・不安を乗り越えた22人』

大野誠一、豊田義博、河野純子+ライフシフト・ジャパン著/NHK出版
定価1,620円(本体1,500円)、12月6日発売予定

<出版記念パーティ>

  • 日時:12月4日(火)19:00~21:00
    (ライフシフト・ジャパン設立1周年記念パーティとして開催)
  • 参加費:6000円(書籍進呈)

詳細・お申し込みは下記のページを参照ください。

「日本版ライフシフト」の法則ーライフシフト・ジャパン設立1周年記念&書籍出版記念イベント開催2018.12.4@日本橋

2018.10.31

<書籍目次>

■はじめに 50歳は人生の正午

■序論 「人生の主人公」になるための8つの価値軸

■本章 自分の価値軸を見つけた22人の転身ストーリー

価値軸1 人を育てる
60歳から専門学校に通い資格を取得。大学のキャリアカウンセラーに/山際祐治さん(65歳)
突然役職定年制度が導入され、53歳からキャリア研修講師の道へ/池田猛さん(59歳)
59歳で転職したJ2運営チームの営業で、若手と地域を元気に/清水祐治さん(63歳)

価値軸2 好きを仕事に
50歳で早期退職を選択。クラフトビール専門のパブを開業/真田了仙さん(57歳)
53歳で始めた「儲かりそう」な事業で大失敗。「犬の散歩」が仕事に/古田弘二さん(77歳)
障害があっても簡単に着付けができる帯を発明し、70歳で起業/鈴木冨佐江さん(82歳)

価値軸3 社会に貢献
60歳からアジアの辺境に飛び込み、学校建設と国際交流に奔走する/谷川洋さん(74歳)
ゴルフ仲間と共に69歳でNPOを設立し、地元・笠間市の活性化に尽力/塙茂さん(76歳)
40年近く続けた技術職を離れ、63歳で介護という未知の世界へ/伊藤治雄さん(74歳)

価値軸4 手に職つけたい
会社員を続けながら通信教育で学び、56歳で美容師資格を取得/藤田巌さん(76歳)
同期2人と共に55歳で早期退職。「新規就農」の夢を果たす/続橋昌志さん(58歳)
定年を迎えてからパソコンを独習し、82歳でゲームアプリを開発/若宮正子さん(83歳)

価値軸5 海外とのかけはしに
45歳で次女が誕生。生涯現役を決意して貿易会社を起業/三浦陽一さん(67歳)
62歳で働き方のギアをチェンジ。派遣で海外進出企業を支援/秋本富士夫さん(64歳)
妻とともに70歳で民泊業を始め、Airbnbの「スーパーホスト」に/末光正忠さん(73歳)

価値軸6 故郷に帰る
役職定年後の58歳、東日本大震災が発生。矢も盾もたまらず故郷へ/山崎充さん(65歳)
義母の介護で帰郷した妻と息子を追い59歳でIターン。ゼロから起業/大浜洋幸さん(64歳)

価値軸7 住みたいところへ
51歳で東京から新潟へ移住し、作る人と食べる人をつなぐ活動を開始/手塚貴子さん(56歳)
ずっと惹かれ続けてきた街・京都に62歳で移住し、鴨料理店を開業/若月誠さん(68歳)
ソニーを55歳で早期退職、ベトナムを拠点に技術指導と日本語教師で活躍/中田敏行さん(61歳)

価値軸8 家族とともに
「雇われの身」に疲れて55歳で早期退職。夫とラーメン店を開業/小林由美さん(58歳)
55歳で選んだ道は、家族全員の趣味が活かせる乗馬クラブの起業/長谷川一誠さん(73歳)

■結論 ライフシフト実践のための4つの法則

 

<著者プロフィール>

大野誠一(全体監修/写真中央)

ライフシフト・ジャパン代表取締役CEO。リクルートにて『ガテン』『アントレ』を創刊すると共に、『とらばーゆ』『ダ・ヴィンチ』の編集長を歴任後、パナソニック、ローソンHMVエンタテイメントで新規事業開発に取り組む。2017年、NPO法人ファザーリング・ジャパンの安藤哲也と共にライフシフト・ジャパンを設立。ヴァイオリニスト葉加瀬太郎が音楽監督を務めるレーベル『HATS』の取締役社長を兼任。

豊田義博(序論、結論執筆/写真右)

ライフシフト・ジャパン取締役。リクルート入社後、『就職ジャーナル』『リクルートブック』『Works』編集長を経て、リクルートワークス研究所主幹研究員。2017年、ライフシフト・ジャパン設立に参加、パラレルワーカーに。主な著書に『若手社員が育たない。』『就活エリートの迷走』(以上ちくま新書)、『「上司」不要論。』(東洋経済新報社)などがある

河野純子(本編編集/写真左)

ライフシフト・ジャパン執行役員。リクルートにて『とらばーゆ』編集長を務めたのち、住友商事に転身し、新規事業開発に取り組む。2017年にライフシフトし、海外留学を経て、2018年より慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科に在籍。同時にライフシフト・ジャパンに参加。個人事務所にて事業開発コンサルティング・プロデュース活動を展開する。