オンライン・セミナー『大野誠一の100年ライフの歩き方』は、ライフシフト・ジャパン代表の大野誠一が旅人となって、100年ライフを生きていく私たちが知っておくべきリアルな情報を探っていくシリーズセミナーです。
さまざまな分野の専門家を訪ねて、皆さんと一緒に学んでいきます。

第7回のゲストは、会社員でも挑戦できる農業の新しいモデルづくりに挑戦する中村昭典さんです。

中村さんのキャリアのスタートはリクルート。求人広告のクリエイティブ・ディレクターや就職情報誌の編集長などを経験した後、30代で教育の世界へ転身。キャリア教育やコミュニケーション分野で大学の教授や副学長までを歴任しました。

そんなアカデミックの世界で仕事をしていた中村さんは、コロナパンデミックの最中の2022年、65歳の定年まで5年を残していながら突然、早期退職し、全く新しい仕事へのチャレンジを始めました。

60歳で個人事業としてスタートした新しい仕事のタイトルは「NEXT Food LABO」
自宅周辺の耕作放棄地で「さつまいも」を生産し、地元のお菓子屋さんでスイーツに加工して、自らECで販売するという、中村さんが提唱する「クラフト型(=小規模手作り)6次産業モデル」へのチャレンジです。

日本中に増え続ける耕作放棄地を活用して、誰もがチャレンジできる「高付加価値食品を提供できる小さなビジネスモデル」を確立し、多くの新規参入者を生み出すことが、中村さんの目指す世界。

「耕作放棄地の復活」「農業の付加価値向上」「農福連携」「食品ロスの削減」「ICT活用による無店舗販売」「新しいフードビジネス」など、アイデアのすべてがSDGsにつながる中村さんの構想は、全国どこでも、全世代の誰もがチャレンジできるモデルを目指しています。

「耕作放棄地を夢食生産地に!」というビジョンを掲げて、まだスタートしたばかりの中村さんのリアルな体験の全てをお聞きします。

<開催概要>

日時:2024年2月29日(木)19:30〜21:00

開催方法:開催方法:zoomウェビナーで開催します。お申込者には前日までに視聴URLをご連絡します。また、開催翌日には録画をお送りします。

お申込み:こちら(Peatix)からお申込みください。

料金:無料

<登壇者プロフィール>

中村 昭典(なかむら あきのり)/NEXT food LABO

愛知県出身。 新卒でリクルートに入社して15年間勤務。求人広告のクリエイティブ・ディレクターとして、東海地区の企業数百社の人材採用を支援。また『とらば~ゆ』エリア版編集長、『リクルートブック』エリア版編集長などを担当。
その後、一転して教育研究の世界へ転身し、愛知産業大学経営学部准教授、キャリアセンター長、名古屋大学大学院工学研究科准教授、コミュニケーションデザイン室長などを経て、名古屋経済大学経営学部教授、副学長を歴任。2022年、定年まで5年残して早期退職。耕作放棄地を活用した6次産業化を目指し、2023年4月、個人事業主としてNEXT food LABOを起業。1,000㎡の耕作放棄地を借りて700本のさつまいもを生産し、今春にスイーツ発売の予定。

旅人・大野誠一(ライフシフト・ジャパン代表取締役CEO)

1982年、リクルート入社。「ガテン」「とらばーゆ」「アントレ」「ダ・ヴィンチ」の編集長を務めるなど、多くの新商品開発、新規事業開発を担当。2001年、パナソニックに移り、デジタルテレビ向け映像配信サービス開発を担当。2006年にジョイントベンチャー・アクトビラを設立し、代表取締役社長に就任。2011年、ローソンHMVエンタテイメントにて新規事業開発、スタートアップ企業とのアライアンスを推進。2017年、仲間達と共にソーシャル・ベンチャー「ライフシフト・ジャパン」を設立し、代表取締役CEOに就任。「人生100年時代」をワクワク生きるための“マルチステージ型ライフデザイン”を提唱しています