新年、明けましておめでとうございます!

2022年は、未だに収束しないコロナ・パンデミックに加えて、戦争とそれに起因する食糧やエネルギーの問題、急速なインフレと円安など、世界と私たちの生活がダイレクトに結び付いていることを痛感する、まさに激動の一年でした。

そんな中、私たちライフシフト・ジャパンは、いくつかの新しい取り組みを形にすることが出来ました。2022年の年明けからスタートした新しいコミュニティ「ライフシフト・パートナー」の立ち上げ、「カイシャの未来研究会2025」による「KX カイシャ・トランスフォーメーション」をキーワードとした一連のアクション、「変身資産アセスメント」を活用した1on1スタイルの個人向けの新サービス『あなたの「変身資産」発見ダイアログ』の開始、など。

さらに年末には、「人生100年時代マインド調査」を発表しました。

「人生100年時代」と聞いて“ワクワクする”人は、残念ながらわずかに6.1%。“どちらかというとワクワクする”人(32.7%)を加えても“ワクワク派”の合計は38.8%(“どんより派”は61.2%)で、4年前の調査よりも減少しているという結果でした。

「人生100年時代」という言葉が一般化してすでに数年が経ちますが、この時代の変化の背景や意味を前向きに捉え、新たな行動を起こせている人は、まだまだ少ないことが分かります。気になるのは、「人生100年時代への備え」をしているかという問いに対して、「特に活動・行動はしていない」という人が34.0%も存在していること。そして、こうした「特に活動・行動をしていない」人たちの約8割は、“どんより派”でした。

逆に「これからのライフデザインについての専門家への相談」「移住や二拠点居住など、勤務地に縛られない暮らし方の探索」「新しい知識や技術を身に付けるためのリスキリング」といった新しい生き方や働き方に関連する活動・行動を始めている人たちでは、“ワクワク派”が6割を超えています。

一人ひとりの意識と行動によって、「人生100年時代」の捉え方が大きく変わることも、確かな事実の様です。

私たちライフシフト・ジャパンは、『一人でも多くの人が、人生100年時代をワクワク、楽しく生きていける、日本発の「ライフシフト社会」を創りたい』というビジョンを掲げてスタートしたソーシャル・ベンチャーです。新しい年を迎え、活動は6年目に入ります。これまでに開発して来たコンテンツやメソッドにさらに磨きを掛け、より多くの人たちに届けていくための新しいステージに入っていきます。

皆さんも一緒に、“確実にやって来る未来=人生100年時代”をワクワクする時代に変えていきましょう!

ライフシフト・ジャパン代表取締役CEO 大野誠一